新技術工法
『M&Nコイル』
耐震は世界共通の願い、『M&Nコイル』は世界共通の補強部材
『M&Nコイル』は、阪神・淡路大震災などの大地震で被害が大きかった住宅の基礎の特徴として、鉄筋からコンクリートが剥がれ落ち、崩壊しているケースの多さに着目したことが開発のきっかけでした。基礎を強くすることで一般住宅を地震に強い丈夫な家にしたいという思いで検討を重ね、2008年頃に実用化。2010年には特許も取得しました。
それから少しずつ採用現場が増えて評価も頂けるようになり、令和6年(2024年)になると1月に『M&Nコイル』を用いて角部分を丸くしたコンクリート構造物が実用新案で登録され、6月には国土交通省の公共工事等における新技術情報提供システム・NETIS(New Technology Information System)に登録されるなど、各方面から認めて頂けるようになりました。
これもひとえに『M&Nコイル』に関わって頂いたみなさまのおかげであり、大変嬉しく思うとともに心から感謝申し上げます。
前田 博文